カフェとモカ

フリーバリスタと愛猫モカのまったりライフ

保護猫カフェ誕生!


近所に、保護猫カフェができました。


オープンに向けて、着々と準備が進んでいるようで、

あとは、猫スタッフが集まれば、

準備完了です!






最近増えている、保護猫カフェ


保護猫の多くは、ボランティアが主催する譲渡会に参加して、

里親になってくれる人を見つけ、あたたかなおうちにありつくものですが、

それを、猫カフェでやろうじゃないか、という試みです。




今や空前の猫ブームといわれていて、

たくさんの人が猫カフェに行きます。
 

それを利用することで、保護猫とあまり接点がない人にも

猫の現状を知ってもらい、

保護活動発展のきっかけになることが期待されているのです。




人間の世界で例えるなら、普通の猫カフェは、

キャバレーやホスト、ホステスとかそんなかんじで、

保護猫カフェは、お見合いやデートといったところでしょうか。

いや、マジです
 
 

猫カフェは商売ではありますが、

保護猫の里親探しとなると、

猫個人否、個猫の運命の人を見つける、という

明確な目的あります。
 

現在、猫や犬のような愛護動物は、終生飼育が義務付けられています。
 

家族を捨てるなんて言語道断。

それぞれの生き物らしく、そして、人からたくさんの愛情を受けながら、

生を全うしてもらえるように、

生き物を飼っている人、飼いたい人は、

是非とも一生を添い遂げる覚悟で飼ってほしいものです。






ちなみに、普通の猫カフェと保護猫カフェでは、

猫の性格も大きく異なる印象があると私は感じています。



普通の猫カフェの猫は、完全にツンデレ
 

人馴れはしているものの、あまり1人に執着せず、

線引きが絶妙な気がします。だがそこがいい(笑)
 
 

人と共存し、外の世界を知らずに育った、

まさにイエネコの姿を拝むことができます。




一方保護猫カフェの猫は、警戒心が強いか、懐っこいか、両極端です。
 
 

なんらかの事情で家を失ったわけですから、

多くの子は心を閉ざしてしまいます。
 

また、人と触れ合わずに猫社会で生きてきたため、

野生に近い姿を見ることができます。
 

ただ、あまりに攻撃的な子はケージに入っていることが多いので、

猫も人も、安全に触れ合うことができますのでご安心を。

 

逆に、やたらと懐っこい子は、

飼い猫か、人と触れ合ってきた野良猫の可能性が高いです。
 

人に愛された記憶が色濃く残っていて、

人は自分には無害である、と認識しているため、

警戒心がなく、甘えてくれるのです。




本能的に生きる猫、人と共生する猫、両方の世界を覗くことができるのが

保護猫カフェの大きな特徴といえます。
 

そして、猫も、ボランティアの方々も、猫カフェも、猫を飼いたい人も、

みんなが幸せになれる、とても画期的なシステムなのです!






冒頭に、近所に保護猫カフェがオープンすると述べましたが、

現在、そのカフェで働いてくれる猫を募集していて、

今度、それについての説明会が開かれます。



私の街では、猫の保護活動が精力的に行われています。
 

保護猫カフェは、ボランティアの方々の大きな手助けにもなると

私は思っています。
 

猫カフェには、不特定多数のお客さんが来ますので、

宣伝力が極めて高く、里親が見つかりやすいという強みがあるのです。






そんな期待の猫カフェで、私は説明会のお手伝いをすることにしました。


かねてより、猫を助けたいと思って、モカの里親になったわけですが、

結果、私が救えたのはモカだけ。

モカの性格的に(なぜか猫が苦手)、1匹が限界でした

モカを救えたのはとても価値のあることですが、

私個人でできることは、ほんのわずかなことなんだと思い知りました。


なので、この運びとなったのは、とても光栄です。


今回はあくまでもお手伝いですが、

ここから少しずつでも保護活動を支えていきたいなと思います。




全ては、猫さまの幸せのために!(声高らかに)